脱毛コラム
医療脱毛で毛が抜けにくいのはなぜ?照射方式の違いや設定の影響をわかりやすく解説

医療脱毛を受けたのに「毛が抜けない」「脱毛 抜けない」と感じて不安になっていませんか?
せっかく高いお金を払って施術を受けたのに、期待していたようなポロポロとした抜け感じがないと「失敗したのでは?」と心配になってしまいますよね。
実は、「医療脱毛で抜けない」という悩みは多くの方が経験するものです。しかし、抜けた感じがないからといって、必ずしも施術が失敗しているとは限りません。
医療脱毛の効果の現れ方は、照射方式や個人の毛質・肌質によって大きく異なるのです。
この記事では、医療脱毛で毛が抜けにくいと感じる理由と、そんな時にどう対処すべきかを詳しく解説していきます。あなたの不安を解消し、適切な対応方法をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
CONTENTS
医療脱毛をしたのに毛が抜けにくいのはなぜ?
医療脱毛で毛が抜けにくいと感じる場合、主に3つの理由が考えられます。
重要なのは、「抜けた感じがない=失敗」とは限らないということです。変化を感じられなくても内部では脱毛効果が進行していることがあります。
それでは、具体的な理由を一つずつ見ていきましょう。
理由① 照射方式の違い(熱破壊式と蓄熱式)
医療脱毛には大きく分けて「熱破壊式」と「蓄熱式」の2つの方式があり、それぞれ毛の抜け方に違いがあります。
熱破壊式は、毛根の深部にある毛乳頭周辺を高出力の1ショットで破壊する方式です。
施術後1〜3週間で毛がポロポロと抜け落ちる「抜け感」を実感しやすいのが特徴です。多くの方が想像する「医療脱毛で抜ける」状態とは、この熱破壊式での反応を期待している場合が多いのです。
一方、蓄熱式は、毛の成長を司るバルジ領域に低出力の連続ショットでダメージを与える方式です。
この方式では、施術後すぐに毛がポロポロ抜けません。このため「抜け感」を感じにくいのが特徴です。「毛が生えてこない状態」に処置するのが目的です。適切に処置された毛が抜けると、その毛は次の毛周期が来ても生えてきません。
つまり、蓄熱式で施術を受けている場合、「毛が抜けない」と感じても、それは正常な反応である可能性が高いのです。
理由② 脱毛を重ねているため
「医療脱毛でも1回目から抜けない」と感じる方もいれば、2回目以降で抜け感が弱くなったと感じる方もいます。
実は、脱毛回数を重ねるほど、目に見える「ポロポロ感」は弱くなっていくものです。
1回目の施術では、太くて濃い毛が多く存在するため、抜け落ちる様子が分かりやすく見えます。
しかし、回数を重ねるごとに毛は細くなり、毛の色も薄くなっていきます。細い毛は抜け落ちても目立ちにくく、同じ設定では抜けにくくなります。
太い毛が少なくなってきていることは、脱毛効果が着実に現れている証拠です。見た目の変化が分かりにくくても、確実に脱毛は進行しています。
理由③ 本当に抜けていない場合
ここまでは正常な反応についてお話ししましたが、中には本当に効果が出ていないケースもあります。
この場合、レーザーの出力設定や照射方法に原因がある可能性があります。
設定の問題がある場合も考えられるため、次の章で詳しく解説していきます。
医療脱毛レーザーの波長や出力、照射方法によって抜けにくいことも
医療脱毛の効果は、レーザーの出力設定に大きく左右されます。適切な設定で施術が行われていない場合、「本当に効果が出ていないケース」に該当する可能性があります。
設定が上げきれないケース(肌質・毛質による制限)
すべての方に同じ設定でレーザー照射ができるわけではありません。個人の肌質や毛質によって、安全な照射レベルに制限がかかることがあります。
肌色が濃い方の場合、レーザーが肌のメラニンにも反応しやすくなるため、ヤケドのリスクを避けるために出力を抑えたり、レーザーの波長を制限する必要があります。また、細い毛や産毛にはレーザーが反応しにくいため、適切な効果を得られる設定とヤケドしてしまう設定が近く、細かな調整が必要なために時間がかかることがあります。
このような制限がある場合、1回の施術では「医療脱毛の効果がない」と感じることもありますが、安全性を優先した適切な判断です。回数を重ねることで、徐々に効果を実感できるようになります。
設定が合っていない場合(試行錯誤が必要なことも)
標準的な設定では効果が得られにくい方もいます。個人差があるため、複数回の施術を通じて最適な設定を見つけていく必要があるのです。
最初の数回は様子を見ながら設定を調整し、あなたの肌質・毛質に最適なレベルを見つけていくプロセスが必要になることもあります。これは決して「失敗」ではなく、より安全で効果的な脱毛を行うための重要なステップです。
意図的に弱い設定で施術されている場合もある
クリニックによっては、意図的に弱めの設定で施術を開始したり、設定を上げないことがあります。ひどい話ですが、新人スタッフが担当する場合や、初回の施術では、肌トラブルを避けるために保守的な設定を選択することもあります。
この場合、2回目以降で徐々に出力を上げていくことが一般的です。最初の施術で効果を感じにくくても、継続することで適切な効果が得られるようになります。
医療脱毛で抜けにくいと感じたときの対処法
医療脱毛で毛が抜けにくいと感じた時、適切な対処法を知っておくことが大切です。自己判断で間違った対応をしてしまうと、肌トラブルの原因になることもあります。
毛を無理に引っ張らない
脱毛後に抜ける毛を引っ張ろうとする方も多いようですが、脱毛施術後の肌はデリケートなため、毛を無理に引っ張ることは絶対に避けてください。
毛抜きなどで無理に毛を抜くと、炎症、埋没毛、色素沈着、肌の損傷を引き起こす可能性があります。
脱毛後の毛は自然に抜け落ちるのを待ち、優しく洗う程度に留めましょう。
保湿と紫外線対策を徹底し、異常があれば速やかにクリニックに相談することが重要です。
クリニックに相談する
毛が抜けにくいと感じた場合、まずは施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。
考えられる対応策としては次の4つが挙げられます。
- 肌質や毛質に合わせた「照射設定の見直し」
- 熱破壊式や蓄熱式など「照射方式の変更」
- 毛周期に合わせた「施術間隔の調整」
- そして毛量や毛質に応じた「追加の施術提案」
最適な方法をアドバイスしてくれるため、一人で悩まずに相談することが解決への第一歩です。
毛が抜けにくいと感じても継続が重要
医療脱毛を受けたあと、すぐに毛が抜けにくいと感じる場合、目に見える変化が少なくても、毛根の内部では着実に脱毛効果が進行していることがよくあります。
重要な点をまとめると以下の通りです。
- 蓄熱式脱毛の場合、施術後すぐに毛が抜けないのが通常の反応です。
- 施術回数を重ねるごとに、初回のような「ごっそり抜ける」という感覚は薄れていきます。
- 個人の肌質や毛質によって、最適な脱毛設定は異なります。
- 継続して施術を受けることで、必ず脱毛効果は現れます。
医療脱毛は、長期的な視点を持って取り組むことが大切です。一時的な反応に惑わされず、信頼できるクリニックと相談しながら根気強く継続することで、理想の肌状態へと近づけるでしょう。
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