脱毛コラム
メンズ脱毛は医療脱毛と美容脱毛（サロン脱毛）どっちがいい？永久脱毛で後悔しないために
メンズ脱毛に通いたいと思ったときに「医療脱毛」か「美容脱毛」どちらがいいか比較検討する人は多いものです。
永久脱毛で後悔しないように、医療脱毛と美容脱毛の違い、痛みや効果を比較しそれぞれの違いについてくわしく解説します。
脱毛に関する疑問にもお答えしますので、ベストな選択ができるよう最後までご覧ください。
CONTENTS
男性（メンズ）の医療脱毛と美容脱毛はどちらがいいの？
男性（メンズ）脱毛の需要は年々増えており、メンズ専用の医療脱毛や美容脱毛を多く見かけるようになりました。
基本的な選び方として、ヒゲなどの根深い毛までしっかりと永久脱毛したいなら医療脱毛、一時的な減毛、抑毛によって目立たなくなる程度で良ければ美容脱毛という選択になります。
どちらがいいかは、一時的に目立ちにくくするかで選択肢が異なります。
例えば、気になるムダ毛を自己処理不要になるように永久脱毛したいと思えば、医療脱毛でないと目的達成は非常に難しいでしょう。
医療脱毛はクリニックにより、5回や8回といったコース契約のクリニック、都度払いのみのクリニックがあります。
男性（メンズ）の医療脱毛と美容脱毛の違いとは
男性（メンズ）の医療脱毛と美容脱毛を比較すると、どのような違いがあるのでしょうか。
医療脱毛は医療行為であるのに対し、美容脱毛は「美容」です。
医療脱毛は国家資格を持った医師や看護師などの有資格者以外は施術できませんが、美容脱毛は特別な資格は必要なく、医療を学んだことがない人が施術をおこないます。
医療では医療用レーザーが取り扱いできますが、エステでは医療用レーザーは使えません。
ここでは「医療脱毛と美容脱毛の違いや見分け方」「永久脱毛はできるのか」「発がん性物質はあるのか」についてお伝えします。
医療脱毛と美容脱毛の見分け方
医療脱毛と美容脱毛の見分け方は簡単で、ホームページをチェックするとわかります。
【医療脱毛と美容脱毛のホームページ表記の違い】
| 医療脱毛 | 美容脱毛 |
| クリニック | サロン、店 |
| 治療 | お手入れ・サービス |
| 診療時間 | 営業時間 |
| 休診日 | 休業日 |
医療脱毛の施術は治療になりますが、美容脱毛の場合はお手入れやサービスになります。
美容脱毛のサロンであっても、スタッフが白衣を着ていたり医師監修と書かれていたりすると、見分けづらいですが「診療時間：営業時間」「休診日：休業日」などを見ると一目瞭然です。
脱毛の機種も異なり、医療脱毛は国家資格を持った有資格者でなければ施術ができない機器で施術を行いますが、美容脱毛は医療の資格が無い人でも使える機器でのみ「お手入れ」ができます。
医療脱毛と美容脱毛ではどちらが永久脱毛か
医療脱毛では永久脱毛ができますが、美容脱毛は抑毛、除毛までしかできません。
そのため永久脱毛ができるのは、医療脱毛のみです。
医療脱毛で使用するレーザーは、毛根を破壊する特性があり永久脱毛が可能になります。
美容脱毛で使用される機器は、無資格者でも使用できるよう出力が制限されるため、毛根は充分破壊できず、時間の経過とともに毛が生えてきます。
美容脱毛は医療脱毛のようなパワーはありませんが、続けることで抑毛や減毛効果が得られます。抑毛、減毛効果とは、毛の成長を遅らせたり毛を細くして目立たなくさせたりすることをいいます。
美容脱毛で永久脱毛や毛が無くなるなどの効果を謳うと「薬機法違反」や「誇大広告」に抵触する違法行為となります。
医療脱毛と美容脱毛では発がん性物質はあるか
美容脱毛は出力が弱いですが、医療脱毛のレーザーは毛根を破壊するパワーを持つため、発がん性物質があるのか気になる人もいるかもしれません。
医療用レーザーは、発がん性のある紫外線ではなく、赤外線を使用しているため発がん性はありません。
美容脱毛でも可視光線や赤外線を使用しますので同様に発がん性はありません。
日焼けにより黒く焼けた肌や炎症を起こした肌は、レーザーの機種によっては使用できないものもあるため、日焼けは極力控えましょう。
男性（メンズ）の医療脱毛と美容脱毛ではどちらが痛い？
男性（メンズ）脱毛を始めようと思ったときに気になるのが痛みです。
医療脱毛のほうが美容脱毛よりも深くまで到達する波長を使用し、毛根などを破壊する効果が大きいため痛みも感じやすいです。
しかし美容脱毛では脱毛とは無関係の波長によって毛以外の皮膚などの組織に影響が出ますのでそれが痛みにつながります。どちらも痛いですが、どちらが痛いかといえば医療脱毛のほうが痛みを感じやすいでしょう。
痛みは脱毛する部位によっても大きく異なり、医療脱毛でも足や腕は痛みが少ない傾向があります。痛みが少ないといわれる美容脱毛でもVIOは痛みを感じやすい部位になります。
ここでは、医療脱毛と美容脱毛のそれぞれの痛みについて解説していきます。
医療脱毛の痛み
医療脱毛のほうが美容脱毛よりも深い毛根などを破壊する効果が大きいため、痛みを感じやすいです。ある程度、効果と痛みは比例すると思っておくほうがいいでしょう。
レーザーを照射すると、レーザーを吸収した毛が発熱し周辺の皮膚に伝わり痛みを感じます。特に顔やVIOは毛根が深く、敏感なため痛みを強く感じることが多いです。
医療脱毛の利点として、麻酔クリームや笑気麻酔を使用することができるため、対応しているクリニックでは痛みを抑えながら施術を受けられることが挙げられます。
医療用レーザーにはいくつかの種類がありますが、冷却機能が強い機種は、熱や痛みを感じにくいです。
このように医療脱毛と言っても、どこを脱毛するか、どのような麻酔を併用するか、どの機種（波長や冷却方法が異なる）で脱毛するかなどによって痛みが異なるため、クリニックによって明らかに差が出ます。どれだけ丁寧に痛みを考えてくれるクリニックかが重要です。
基本的に回数を重ねると、毛が少なくなってくるため同じように施術をしても痛みが軽くなることが多いです。
美容脱毛の痛み
美容脱毛は医療脱毛よりも組織を破壊しにくいため、痛みは少なめの傾向にありますが、ヒゲなどの太くて濃い毛やVIOは、毛根が破壊されない程度の設定でも浅い部分の毛が発熱しやすいため、美容脱毛でも強い痛みを感じる人もいます。
美容脱毛はエステサロンで行われるため、麻酔は使用できず、痛みは我慢するしかないのがデメリットです。
「減毛や抑毛でもいいから痛みを感じたくない」という人は、美容脱毛のほうが合うかもしれません。
美容脱毛は痛みを抑える麻酔が使えないため、顔やVIOの初回施術は、都度払い対応できるところでおこない、痛みの判断をご自身で確認することをおすすめします。
出力を弱くすれば、痛みは軽減されますがその分効果もダウンしてしまいます。
医療脱毛と美容脱毛どっちが早く脱毛できる？
なるべく早く脱毛で結果を出したないなら、医療脱毛のほうが早く脱毛ができます。
医療脱毛は医療用レーザーにより、毛乳頭を破壊することで毛を再生させないため、美容脱毛よりも早い期間での脱毛が可能です。
人により毛の濃さや多さは異なり期間も変わることから、およその目安としてお考えください。
医療脱毛の施術期間と美容脱毛の施術期間、それぞれの目安を見ていきましょう。
医療脱毛の施術期間
医療脱毛は永久脱毛がおこなえ、気になる部位がツルツルになることを目指せます。
足や腕の毛が目立たなくなるのは3回～が目安になることが多いです。
最初は1か月半から2か月（6～8週間）を目安におこない、毛が薄くなってきたら3か月から4か月（12～16週間）程度まで空けて施術をおこないます。
足や腕なら3回×1か月半＝4か月半～程度になります。
ヒゲは自己処理回数を減らしたいという人は、目安回数5回～10回、6～12週間間隔で行うとすると約半年～2年程度です。
ツルツルを目指したいなら目安回数は15回～、約3年程度です。薄い人なら1年でかなり気にならなくなる人もおり、個人差が大きいのが実情です。
ヒゲは毛根が深いため、最も深くまで到達するヤグレーザーを使用し、脱毛できたと思っていても毛根が破壊しきれておらず、また生えてくることも珍しくないため、腕などに比べ回数が多くなることが多いのです。
毛は濃い人と薄い人、目立たなくするかツルツルにするかで期間は大きく変わります。
美容脱毛の施術期間
美容脱毛は永久脱毛ではないため、残念ながらツルツルは望めません。
毛の生えるスピードが遅くなり、毛が細くなって目立たなくなるまでのおよその期間としてお考えください。
腕や足なら目立なくなるまで10回～20回以上、通う頻度は1～1か月半（4～6週間）で10～15か月程度になります。
ヒゲは15回～、1か月に1回のお手入れで1年半以上が目安です。
ツルツルになって生えてこないということは期待できないため、毛が薄くなるまでの期間になります。
男性（メンズ）の医療脱毛と美容脱毛は何年で生えてくるの？
男性（メンズ）脱毛を終了したのち「何年かしたら生えてくるのだろうか」「効果はいつまで持つのだろう」といった疑問を感じませんか？
医療脱毛や美容脱毛を終えたのち「何年くらいで毛が生えてくるのか」また「生えてくる場合なぜ生えるのか」これらについて下記にまとめました。
医療脱毛は何年ぐらいで毛が生えてくる？
医療脱毛は「永久脱毛」ができますが、2～3回の施術回数では数か月で生えてくることがあります。
毛には「成長初期→成長後期→退行期→休止期」という4つの毛周期（ヘアサイクル）があります。
医療レーザーが効果を発揮するのは「成長期」ですが、成長期に該当する毛は毛全体の約10%~20%しかありません。出ている毛全部にレーザーの効果が現れるわけではないのです。
そのため、医療脱毛は毛周期に合わせて複数回おこなうことで効果を発揮します。
例えば、足の脱毛なら2～3回の施術と10回の施術では、成長毛にレーザーが照射できる確率が違うため、回数が多いほど成長毛への照射回数も増え、脱毛効果が上がります。
施術後しばらくして毛が生えてくることがあるのは施術時に退行期や休止期だった毛があることと、毛根が完全に破壊されておらず、復活してくることがあるためです。
「永久脱毛」とは米国では「1ヶ月経過したときの対象範囲のムダ毛の再生率が20％以下のもの」もしくは「3度のレーザー照射後、6ヶ月を経過したときの毛量が施術前より67％以上減っているもの」と定義されています。
日本では明確に定義されていませんが、「永久脱毛」といっても完全にツルツルの状態がずっと続くわけではない、ということを覚えておく必要があります。
時間が経つと少しの毛が生えてくる可能性はあるのです。
| 永久脱毛の定義は、FDA（アメリカ食品医薬品局） によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。 また、AEA（米国電気脱毛協会）によると『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20％以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。 ※ FDA：米国の政府機関で｢保健・福祉省｣に属します。 ※ AEA：1958年に設立されたアメリカ最大の電気脱毛士団体。 |
美容脱毛は何年ぐらいで毛が生えてくる？
美容脱毛は、抑毛と減毛効果は得られますが毛根に与えるダメージは医療脱毛よりもずっと限定的です。そのため、一時的に毛が無くなることはあっても数か月で生えてくることが多いです。
生えてくるスピードが遅くなる効果や毛が薄くなる効果があるため、生えてきても元の毛質に比べると目立ちにくくなります。
美容脱毛も医療脱毛と同様に、成長期の毛に作用するため、減毛や抑毛効果を感じるまでにはある程度の期間が必要です。
ツルツルになることを目的に通うと「いつまで経っても終わらない」「満足できない」可能性が高いでしょう。
男性（メンズ）の医療脱毛後は、剃ってもいいの？
医療脱毛後の剃毛は、ある程度の期間を空ければ剃ってもかまいません。
男性（メンズ）の医療脱毛後は、通常よりも肌が刺激を感じやすい状態になっています。特にかみそりで剃毛すると角質層が剥がれやすく、肌荒れの原因になりやすいです。
剃る場合は、施術後1週間を過ぎてからできれば電気シェーバーで行うようにしましょう。
特に肌が弱い人や肌荒れしやすい人は、どのくらいの期間で剃ってもいいかクリニックで相談してみてください。
男性（メンズ）の医療脱毛は1回でも効果がありますか？
ヒゲなどは1回の施術でも明らかに髭剃りの際の肌への負担が減ることを実感できる方が多いです。ただし2か月以上経つと元に戻ったように感じることでしょう。
医療レーザーは、成長期の毛に効果を発揮しますが、目に見えている毛の成長期の割合は約10%~20%です。1回で全体の20％に効果があったとしても、2か月もすると新たに成長期になった毛が生えてくるため、元に戻ったように感じてしまいます。
そのため、男性（メンズ）の医療脱毛は、どこの部位を脱毛しても1回でツルツルに完了することはありません。
また、早期で終わらせたいからと2週間といった短い間隔で施術を受けると、成長期の毛にあたりにくく「無駄な照射」になりかねません。
男性（メンズ）の医療脱毛は、適切な期間に医療レーザーを照射することで、効率よく無駄のない脱毛ができます。
都度払いのみの医療メンズ脱毛ぼくらのクリニック
ぼくらのクリニックは、1回ごとの都度払いのみに対応した医療脱毛をおこなっています。
医療脱毛契約のネックである「コース契約」が存在しないため、分割ローンを組む必要や契約を進められる心配がありません。
コース契約の場合、クリニックの対応に不満があったり自己都合で通えなくなったりしたときに解約すると「解約違約金」や「手数料」がかかることがあります。
何より「解約したい」と申し出ること自体が大きなストレスと時間の無駄になりますよね。
都度払いであれば「コース契約」がないため、長期的な契約によるリスクがなく、都度払いでサービスを利用するため、予期せぬクリニックの倒産やサービス提供の中断のリスクが軽減されます。
通常都度払いは1回あたりのコストが高くなりがちですが、ぼくらのクリニックでは1万円以下の価格から脱毛治療をおこなっています。
最新の脱毛器を10台以上完備した大型クリニックのため、予約が取りやすくコスパが高いのが特徴です。
男性（メンズ）脱毛を検討している人は「ぼくらのクリニック」をぜひチェックしてください！
| この記事は、メンズ医療脱毛ぼくらのクリニックの吉田 元 管理医師が監修しています。 |